伝統的工芸品とは
経済産業大臣指定 伝統的工芸品
岸タンス店の桐箪笥は経済産業大臣(旧通商産業省)指定の伝統的工芸品です。
伝統的工芸品とは、江戸時代以前の伝統的技術、技法で、江戸時代以前から伝統的に使用されてきた原材料を用い製造された製品のことを言います。
所定の検査に合格した伝統的工芸品にのみ貼付された「伝統マーク」は、桐箪笥を安心してお求め頂ける証のマークです。
桐箪笥は呼吸している?
着物を湿気・カビから守ります。
一流の職人の桐箪笥は隙間なく精密に作られております。
箪笥に湿気が触れると表面が膨張し、内部に湿気が入るのを防ぎ中の着物を守り、外気が乾燥してくると表面の湿気は外へと蒸発していきます。
反対に、着物を収納する際、着物と一緒に箪笥の中に入った湿気は箪笥が吸込み次第に外へと送られ蒸発していきます。
このように、桐箪笥常に呼吸をすることで中の着物等を守るのです。凄いでしょう!
「燃えない!」と怒られる。
着物を火事から守ります。
昔、家のお風呂を薪で焚いていたころ、「家具の廃材を薪に欲しい」と頼まれ、桐の廃材を提供したところ 後日、「燃えない!」と怒られたことがありました。
桐は、燃やそうとしてもなかなか燃えず、家が火事になっても「桐箪笥」は表面が炭化するだけで中の着物などに全く被害を及ぼしません。
「桐箪笥」は大切な物を保管する為には非常に適した家具なのです。
当社の桐箪笥は素手で触れます。
表面に特殊加工をしております。
今まで、桐箪笥は「手袋」をして触られたり、表面に触れないように気をつけて着物の出し入れをされておられた方も多いと思われますが、もうその必要はございません!
当社独自の「特殊加工」によって桐箪笥に素手で触られても「手の形」は付きません。
更に、桐の材料の選定から様々な気の遠くなる様な作業工程を経て丁寧に桐箪笥を製作しておりますので、長年使用していただいても「歪む」ことなく、「黒ずむ」ことも少なく、引き出し等の「割れ」も今まで起こったことはございません。
安心してご使用いただける逸品を一棹一棹 精魂込めて製作しております。